アメリカの株式相場が停滞・調整時に投資家がやった方が良い3つの行動とは?

株式への投資を行っていると株価が面白いように上がる時期もあれば、全く上手く行かずに歯がゆい日々が続く時期もあり、投資の難しさを感じます。

ちなみに米国株式市場全体(SP500)の推移を長期で俯瞰してみると基本的には右肩上がりの相場であったことが分かります。

引用元:市場概説 > S&P 500

しかしすべての期間で常に上がり続けてきたわけではなく、上昇しつつも、短期では停滞と調整を繰り返してきました。

投資家にとって市場全体が上がっている時は比較的に利益が上げやすい相場です。

しかし株式相場全体が停滞・調整しているときは、どんな投資家でも利益を上げるのは難しくなります。

停滞・調整期においては、せっかく身銭を切って株を買ったのに利益が上がらない、どんどん資産が減っている、メンタル的にきつい日が続いている。

そんなときに投資家がやった方が良いことを以下に記載しています。

①企業業績の確認

企業業績の良し悪しとは直近の決算をクリアしているかを確認することが最も重要になります。

具体的には直近の決算において、①EPS、②売上高、③ガイダンス の3つの数字がアナリスト予想の数字を上回っているか。

まずは自分のポートフォリオの中にある(バイ&ホールドしている)企業の決算の数字をしっかりと確認しておくことが大事です。

そして問題のある銘柄が見つかれば、すぐに売却して入れ替えることをお勧めします。

最終的にはポートフォリオの中の個別銘柄は決算クリアのピカピカな銘柄だけにしておくことが望ましいです。

②中長期的な株式相場の方向性の確認

2番目としては長期的な相場の方向性を確認しておくことが大事です。

以下はアメリカ市場の代表的な株価指数であるSP500、ナスダック総合、ダウ平均になります。

引用元:市場概説 > S&P 500

引用元:市場概説 > ナスダック総合指数

引用元:市場概説 > ダウ平均

3つの指数を30~40年スパンでみると、やはり米国の株式市場は短期的な調整はありつつも長期では上昇し続けてきたということが確認できます。

またアメリカ株式市場(SP500)の過去のデータでは10年に1回くらいの割合で30~50%の調整(下落)相場が発生し、年に2~3回の割合で5~10%の調整(下落)相場が発生しています。

ナスダックもダウもそれぞれの下落率は違えど、同じような間隔で調整を繰り返しつつ上昇相場を継続してきました。

自分が保有している企業の業績に問題がなく、長期的には市場全体が上昇していくのであればポートフォリオの中の株価が低迷している資産も最終的には高確率で上昇していくことが期待できます。

③ポートフォリオの配分の見直す

しかし、とは言ってもやはり株価の下落は心配である。精神的にキツイ。と感じるのであればそれはリスクの取り過ぎかもしれません。

その場合は、ポートフォリオに個別株だけでなく、VTIなどのインデックス(SP500連動型)を組み入れて資産の上下の振れ幅をマイルドにすることをお勧めします。

自分の場合を例にすると、ポートフォリオの約30%をインデックス(SP500連動型)投資に充てています。

個別株のみのポートフォリオに比べてかなり落ち着いた値動きになり、精神的にも楽になりました。

ちなみに株価下落に対する精神的なリスクの許容範囲は人によって違います。

資産が10%減っただけでもドキドキして心配になる人もいれば、30%以上減っても平気な人もいます。

個別株の値動きに対して不安になってしまう。精神的に辛いという人はポートフォリオの50%以上をVTIにしても良いと思います。

このポートフォリオの配分においては、万人に共通する答えはなく、最適なリスクの取り方は人によって違うので自分の許容範囲に適したポートフォリオの配分を見つけることが重要となります。

結論

  • どんな投資家でも調整・下落相場において利益を出すことは難しい。
  • まずはホールドしている銘柄の企業業績を確認する。
  • 直近の決算をクリアした銘柄ばかりのポートフォリオにする。
  • アメリカ株式市場は調整を繰り返しながらも長期では上昇し続けてきている。
  • それでも精神的にキツイ場合は、VTIなどのインデックス投資をポートフォリオに組み入れるのがおすすめ。
  • ポートフォリオにおけるインデックスの比率が上がれば、その分だけ資産の上下がマイルドになる。