アフターコロナでも注目の銘柄分析:NCLH(ノルウェー・ジャンクルーズライン)について

この記事では自分の米国株ポートフォリオの中から注目の銘柄を分析・解説していきます。

今回はNCLH(ノルウェー・ジャンクルーズライン)について。

NCLHは、アメリカのクルーズ会社大手の一つ(世界第3位)でパンデミック克服後の経済再開において値上がりが期待される銘柄です。

ちなみに世界第一位はCCL(カーニバル・クルーズ)で、第二位はRCL(ロイヤル・カリビアン・クルーズ)になります。

どんな企業?

本部所在地:アメリカ合衆国 フロリダ州 マイアミ・デイド群

設立:1966年

セクター:Consumer Discretionary(一般消費財)

時価総額:111.16億ドル

総寝台数:6万台以上

寄港地:世界に490ヵ所以上

どんなサービスを提供している?

NCLHは北米(アラスカ・ハワイを含む)、欧州、地中海、カリブ海、アジアなどにクルージングを提供している企業です。

またクルージングだけでなく航海の前後に滞在するホテルもパッケージで提供しています。

どのような価値を提供?

新型コロナのパンデミックにより、世界中がロックダウンを行うなどの措置を取らざるを得なくなりました。

それにより多くの人々は長い間ずーっと外出せずに生活することを余儀なくされました。

いまはワクチンの普及により、それまで抑圧されてきた開放感が溢れ出しており、人々は外出することに対して積極的になり始めています。

NCLHは豪華な雰囲気のリゾートスタイルの体験型サービスを提供しており、2020年3月から長期で抑圧されていた解放されたい、外で遊びたい、ストレスを発散したい、というリアルに根ざしたニーズ(リア充欲求)を満たすことが期待されます。

ビジネスモデルは?

豪華なリゾートスタイルによるクルージングサービスは主に高所得者、富裕層をターゲットにしたサービスになり、モノではなく体験を提供するビジネスモデルになります。

【商売で優位な条件7項目における診断】

項目(優位な条件)判定
COGs(材料、売上原価)の無いビジネス
在庫を持たないビジネス
多くの人を雇わなくても良いビジネス
無限にスケールするビジネス
売掛金の無いビジネス(前金ビジネス)
デリバラブルズ(納品物、プロダウト)が無いビジネス
特別大きな資本の要らないビジネス

特筆すべきポイントは?

新型コロナの世界的蔓延によりレストランやリゾート、観光業などのリア充欲求を満たすような体験型消費サービスはほぼ壊滅状態になりました。

コロナワクチンの普及により上記のセクターも活況が復活し始めているのですが、その中でもまだ遅れているのがクルーズ船になります。

とは言えコロナ克服後においてクルージングの需要が高まっていることは間違いなく、これから大きな需要の波が来ることが期待されます。

チャート分析

引用元:
tradingview.com

上記はNCLHの年間チャートになります。

株価は2020年の3月に底を打ち、現在は下値を切り上げながら2021/03/04に付けた34.49ドルを目指して上昇しているところです。

200日移動平均線と50日移動平均線はゴールデンクロスしており、34.49ドルを上に抜ければ加速しそうな雰囲気です。

次にもっと長期のチャートを確認してみます。

引用元:tradingview.com

長期チャートでは200日移動平均線(36.5ドルあたり)が一つの壁になるかもしれませんが、それを超えたらコロナ前に水準である45~50ドルくらいが一つの目安となりそうです。

これから経済再開により多くの需要が見込めるので、十分に期待できる水準ではないかと思います。

次に過去の業績を確認してみます。

四半期決算の業績表

項目売上高(百万ドル)営業利益(百万ドル)税引前利益(百万ドル)当期利益(百万ドル)
2019/121481199119121
2020/031247-216-1887-1881
2020/0617-595-724-715
2020/097-518-681-677
2020/1210-547-707-739
2021/033-571-1368-1370

業績推移グラフ

新型コロナの蔓延により2020年の業績はボロボロです。

これからの経済再開による業績の急改善に期待です。

次回の決算日 2021年8月12日