アフターコロナでも注目の銘柄分析:ALGT(アレジアント・トラベル)について

この記事では自分の米国株ポートフォリオの中から注目の銘柄を分析・解説していきます。

今回はALGT(アレジアント・トラベル)について。

ALGTは、格安フライトを提供するアメリカのレジャー旅行会社の一つです。

いまのワクチン普及による経済再開局面において、株価の上昇が期待される銘柄です。

どんな企業?

本部所在地:アメリカ合衆国 ネバダ州 ラスベガス

設立:1997年

セクター:Consumer Discretionary(一般消費財)

時価総額:38.38億ドル

  • エアバスA319:37機(156席)
  • エアバスA320:54機(177席)
  • 保有機材数合計:91機

就航地:世界に122ヵ所以上

どんなサービスを提供している?

ALGT(アレジアント・トラベル)は米国のレジャー旅行会社で、ネバダ州ラスベガス、フロリダ州オーランド、アリゾナ州フェニックスなど米国の小・中都市に直行便を運行するLLC(格安航空会社)です。

今回のポイントは提供している運行サービスが国内線のみというところにあり、アメリカ国内におけるワクチン普及の恩恵を最大限に受けられる状況です。

どのような価値を提供?

新型コロナのパンデミックにより、世界中がロックダウンを行うなどの措置を取らざるを得なくなりました。

それにより多くの人々は長期間で外出せずに生活することを余儀なくされました。

しかし今はワクチンの普及により、それまで抑圧されてきた開放欲求が溢れ出しており、人々は外出することに対して積極的になり始めています。

ALGTはLCCによる格安フライトを使用することによりリーズナブルな値段で秘境などの観光地へ行ける体験型サービスを提供しています。

上記のような体験型サービスはロックダウンにより長期で抑圧されていた、外で遊びたい、ストレスを発散したい、というニーズ(リア充欲求)を満たすことが期待されます。

加えてALGTはパーム スプリングスなどの二ッチで開放感溢れる行楽地を行先としているので、ビジネスではなく趣味などを目的にしている旅行好きに人気が高いのも特色です。

ビジネスモデルは?

LCC(格安航空会社)によるレジャー旅行は主に一般の消費者をターゲットにしたサービスになり、モノではなく体験を提供するビジネスモデルになります。

【商売で優位な条件7項目における診断】

項目(優位な条件)判定
COGs(材料、売上原価)の無いビジネス
在庫を持たないビジネス
多くの人を雇わなくても良いビジネス
無限にスケールするビジネス
売掛金の無いビジネス(前金ビジネス)
デリバラブルズ(納品物、プロダウト)が無いビジネス
特別大きな資本の要らないビジネス

特筆すべきポイントは?

2020年2月に発生した新型コロナの世界的蔓延によりレストランやリゾート、観光業、レジャーなどのリア充欲求を満たすような体験型消費サービスはほぼ壊滅状態になりました。

しかし、今はコロナワクチンの普及により上記のセクターが急速に復活してきています。

またALGTにおいては、提供しているフライトサービスが国内線のみというところも魅力です。

チャート分析

引用元:
tradingview.com

上記はALGTの年間チャートになります。

2020年の2月に急落して底を打ってからは右肩上がりのチャートとなっていますが、直近ではそれまでサポートされていた50日移動平均線を下に抜けています。

現在は200日移動平均線と50日移動平均線の間の値動きとなっており、下がっても200日移動平均線あたりでサポートされる可能性が高いと感じます。

次にもっと長期のチャートを確認してみます。

引用元:tradingview.com

長期チャートでは2020年3月に底を打ってからの株価は急上昇して、史上最高値(2021年3月16日に記録)である271.29ドルをつけました。(これはコロナ前の最高値(238.13ドル)を上回る株価です)

しかしの後は株価も調整局面に入っている状況です。

50日移動平均線と200日移動平均線がゴールデンクロスしており、50日移動平均線上である200~190ドルあたりを目途にそろそろ下げ止まりそうな雰囲気となっています。

まずサポートを確認してから最高値(2021年3月16日に記録)である271.29ドルを目指す流れになりそうです。

ちなみにもっと長期のチャートを確認してみるとカップ・ウィズ・ハンドルのような形になってきており、カップの取っ手の部分を形成しているような状況です。

引用元:tradingview.com

これからも経済再開により多くの需要が見込めるので、史上最高値更新も十分に期待できるのではないかと思います。

次に過去の業績を確認してみます。

四半期決算の業績表

項目売上高(百万ドル)営業利益(百万ドル)税引前利益(百万ドル)当期利益(百万ドル)
2019/12461937961
2020/0340955-139-33
2020/06133-32-146-93
2020/092011-45-29
2020/122472-39-29
2021/032792697

業績推移グラフ

新型コロナの蔓延により2020年の業績は急降下しましたが、2020年6月の四半期決算からは徐々に売上高を伸ばしていることが伺える状況です。

経済再開による業績のさらなる伸びに期待です。

次回の決算日 2021年7月28日(予定)