
この記事は日々のトレードの記録となります。
まずはサイドFIRE(金融資産3000万円)を目指してなるべく着実な資産増加を目指しています。
投資は Great Journey であり、考えるよりも遥かに長い道のりになると思っています。
また株式相場には波があり良い時もあれば悪い時もあるので、焦りは禁物です。
一発逆転の発想も非常に危険。
とは言っても焦ってしまうのが人間なので日々のトレードを記録に残すことにより、慌ててトレードしようとする自分に対して自制が働く効果を期待しています。
そして少しでも冷静な判断と分析により市場からの学びを得られればと思い、定期的にトレード成績を記事にしていくことにしました。
目次
平時のトレード方針
- 決算第一主義(予想に対してEPS・売上高・ガイダンスがOKであるか)
- ファンダメンタルズを無視した期待による打診買いをしない【決算を待つ、出てから売り買いを行う】
- その投資判断に再現性があるか。ということをよく考えて投資を行う。
今週のトレード①:EQTを新規購入
EQT(EQTコーポレーション)を新規で購入しました。
天然ガス価格の高騰により天然ガスのサービスを行う企業の売上、利益も増えるのではと予想し購入しました。
今週のトレード②:RPRXを全売却
RPRX(ロイヤリティ・ファーマ)を全売却しました。
理由は2つあります。
- インフレ圧力の高まりと長期金利の上昇が長引くとグロース株は不利になる。
- 現時点でポートフォリオの中で一番マイナスの銘柄である。
以上の理由から、企業業績は問題無しですが一旦全売却しました。
今週のちょっした振り返り
今週は雇用統計がありましたが、予想を大幅に下回る数値でした。
雇用統計の発表後に長期金利は一旦は下落したものの、再度上昇に転じ1.6%を突破しました。
世界的なエネルギー価格の高騰、半導体の高騰、原材料費の高騰などによりインフレ長期化への懸念が本格化。
雇用の回復も鈍化しており、スタグフレーションの懸念が増大しています。
さらには連邦債務上限の引き上げも12月の上旬まで延長されたものの、年末にはまた同様の問題が浮上してくることには変わりなく、引き続きアメリカ経済は不安定で先行きの見えない状況が続いています。
SP500は現在50日移動平均線上での攻防を繰り広げており、下落のトレンドライン上でもあることから重要なポイントにあります。
テクニカル通りであれば、ちょうど戻り売りのポイントであり目先は200日移動平均線(4135)を目指して下落する可能性が高いです。

以下は過去1ヵ月間の長期金利の上昇推移になります。

ちなみに長期金利は1.612%(1.465%)で推移しています。
※( )内は前週の終わり値
ポートフォリオの配分
グロース株とバリュー株とETF(VTI)を組み合わせてよりバランスを重視したポートフォリオ。
ポートフォリオにおける割合は、おおよそETF(VTI): 35%、個別株:35%、キャッシュポジション:30%になります。
保有銘柄のパフォーマンス
ティッカー | 損益(%) |
AFRM | +77.92 |
CCL | +6.57 |
CRWD | +135.78 |
DOCU | +88.44 |
EQT | -2.48 |
MQ | -19.05 |
NCLH | -11.58 |
NCNO | -2.03 |
OKTA | +40.11 |
TDW | -0.84 |
TSLA | +12.99 |
U | +51.81 |
VTI | +22.92 |
ZI | +34.33 |
保有している個別株の情報など
今後のトレード方針
現時点で相場の見通しに変更はないが、インフレ圧力の高まりが長引くとグズグズした展開が長期化する可能性大。

引き続き10月も下落圧力の高い相場になると予想しています。
世界的なエネルギー価格の高騰、半導体の高騰、原材料費の高騰などによりインフレ長期化を警戒。
長期金利が上昇していることからグロース株などには不利な展開が続くと予想されます。
ちなみに以下はSP500のセクター別でみた1ヵ月のパフォーマンスMAPです。

金融・銀行とエネルギーセクターが好調だったことが分かります。
この傾向はしばらく続く可能性があります。
以上のことからポートフォリオには天然ガスなどのエネルギーセクターの銘柄も加えていきます。
金融・銀行セクターも良いかもしれません。
なおキャッシュの比重は30%を維持した状態にします。
また長期金利やFRBの動向、経済指標の数値など市場の動きも引き続き注視していきます。
市場メモ(経済指標など)
- 2021年10月8日に発表された9月の非農業部門における新規雇用者数(雇用統計)は19.5万人と予想の50.0万人を大きく下回りました。ちなみに前回は36.6万人でした。
- 同日に発表された失業率は予想5.1%に対して、結果は4.8%となり予想よりも改善した数字となりました。前回は5.2%でした。(パンデミック前は3.5%)
銘柄リクエストについて
最近は米国株の勢いが強く、購入したい優良な銘柄が多いです。
しかしまだ証券会社で扱っていないことも多々あります。
もしSBI証券に口座を持っていてまだ取り扱っていないけど、新規で取り扱ってほしい銘柄がある場合は、下記からリクエストすると取り扱ってもらえるようになるかもしれません。
みんなでアメリカ株式トレードを盛り上げていければと思います。
ホールド銘柄(マイポートフォリオ)&数量
〇・・・決算の数字がコンセンサス予想をクリア
✖・・・決算の数字がコンセンサス予想に未達
△・・・特殊要因(企業買収や貸倒引当金)により 決算の数字が コンセンサス予想に未達
ナンバー | ティッカー | 銘柄名 | 保有数 | 直近の決算 |
1 | AFRM | アファーム・ホールディングス | 35 | △ |
2 | CCL | カーニバル ・クルーズ | 180 | ✖ |
3 | CRWD | クラウドストライク | 22 | 〇 |
4 | DOCU | ドキュサイン | 2 | 〇 |
5 | EQT | EQT | 100 | – |
6 | MQ | マルケタ | 60 | △ |
7 | NCLH | ノルウェージャンクルーズライン | 90 | ✖ |
8 | NCNO | エヌシーノ | 30 | ✖ |
9 | OKTA | オクタA | 14 | 〇 |
10 | TDW | タイドウォーター | 220 | – |
11 | TSLA | テスラ | 4 | 〇 |
12 | U | ユニティソフトウェア | 24 | 〇 |
13 | VTI | バンガード・トータルストックマーケットETF | 145 | – |
14 | ZI | ズーム・インフォ・テクノロジーズ | 50 | 〇 |
合計ホールド銘柄数:14
保有資産評価(USD):71,429.90ドル
資産損益(USD) :+14319.55ドル
リターン :+25.07%
※上記はSBI証券でのポートフォリオのみの記載になります。別途で少量ですが楽天証券とマネックス証券でも取引を行っています。
使用している証券会社
- SBI証券 (メイン口座)
- 楽天証券(サブ1)←iDecoと積み立てNISAで使用
- マネックス証券(サブ2)
保有していないけど注目の銘柄一覧
ティッカー | 銘柄名 | 直近の決算 |
ABNB | エアービー・アンド・ビー | 〇 |
COUR | コーセラ | 〇 |
DOCS | ドクシミリティ | 〇 |
DDOG | データドッグ | 〇 |
GDRX | グッドアールエックス | 〇 |
LAW | CSディスコ | ○ |
LZ | リーガルズーム | 〇 |
MCW | ミスターカーウォッシュ | 〇 |
OXM | オックスフォード・インダストリー | ○ |
PLTR | パランティア | 〇 |
UPST | アップスタート | ○ |